京島ツアー

ゲストは、叔母とその友人でスイスからお越しのBeartrix(ベアトリックス)さん。
コースは、戦前の雰囲気も残る京島を散策して、
お世話になっている天真庵さんでコーヒーブレイク、その後我が家というもの。
お二人とも相応に長い人生を歩んでこられた
ご婦人方にもかかわらず元気いっぱい。
が、なにせこの暑さなので、散策コースは比較的短くコンパクト。
それでも京島の魅力は伝えることができる散策だったと思う。
地元密着の「キラキラ橘商店街」では、ベアトリックスさんは嬉々として買い物し、
長屋が並ぶ通り沿いではシャッターチャンスを逃さなかった。
いろいろとグッドタイミングも重なった。
天真庵では、品切れとなった蕎麦を打っているところを見学できたし、
屏風や掛け軸の表装や修復を手掛ける黒崎竹信堂さんを通りかかった際は、
見事な屏風などに目を奪われて店に飛び込んだ二人に、
ご主人がいろいろと説明してくださった。
やっぱり充実したツアーには、地元の方々の存在が不可欠だなと実感。
最後は、我が家でしばし談笑。玉露を飲んでもらったのだが、
せっかくの機会に「美味しくないお茶だった」と思われるのも悔しいから、たっぷり入れた。
玉露はお代わりされたが、お茶請けにとお出ししたらくがんは…ビミョーな反応だった(笑)。
話に聞くとベアトリックスさん、前日には抹茶を召しあがったそうなので、
いろいろなお茶を経験していただくことができたのでは。
玉露のプチ解説もして、くつろぎながらの即席日本文化体験コーナーである。
5~6回は日本に旅行に来ているというベアトリックスさん。
今回はおそらくこれまで行ったことのある多くの場所と違い、
観光地としての機能は全く果たしていないが、
しかし人々の生活に結びついた光景や色濃い文化漂う空間を楽しんでいただけた手ごたえがある。
やっぱりこの町に連れて来て正解だった。